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ふゎふゎホヨモッテリ

いろんな物を作っテリ

100 カブに乗れ

普段は誰かが読んでくれることを想定せずに描いてるんですが、一応100記事目ということでそれっぽい文章を書きます。今後それっぽい文章を書きたくなったら「読み物やつ」に、もしまとまった数書けてしまったら新しいカテゴリに、そういう感じで行きたいと思います。


「カブに乗れ」

取り敢えず、こんなブログを見ている人間ということはこう、娯楽の6~9割程度をソシャゲとツイッターに頼っている、そう娯楽費に余裕のあるわけではない20代あたりだということで書いていく。
バイクが好きで、そこそこ知識がある、と言う人は今回対象外だ。悪いが帰って頂きたい。
免許を持ってないヤングはそのまま進んで欲しい。そして胸をときめかせて欲しい。


カブはいいぞ

こんなブログを読んでカブに興味を持つ人は2種類いると思う。取り敢えず足になればカブでも大根でもローラースルーGOGOでもいい人間と、映画や漫画に出てくるようなカッコいいバイクに乗りたい人間だ。取り敢えずそれぞれがピンと来そうなメリットを挙げてみる。

a.とにかく足が欲しい人間

君のような人を待っていた。かっこいいバイクに乗りたいような奴はほっといて、こっちで話をしようじゃないか。例えばこんなメリットがあるんだ。

兎に角安い
中古最安で30000円強くらい、良い奴を買っても10万くらいで済む。そこ、ガチャの回数に換算するな。cubとjpgでは長持ち度が違い過ぎる。パズドラのレアガチャ1000回我慢すればそこそこのが買える。厳しかったら通学用とか通勤用とか言って親にねだれ。
維持費も安い。義務付けられた自賠責が1年7000円、あとは車検も何もいらない。
燃費もいい。公称でリッター110km、タンクが4.3L入るので一回の給油で500~600円くらい、それで473km走る。東京から滋賀辺りまで行ける。500円で。
これが高いと思うならもう、ソシャゲを永遠にやってるといい。

兎に角頑丈
「バイクなんて興味ないから整備とか分からないよ……」という人は多いと思う。それでいい。
僕のカブは中古10万で買って以来3年間整備することもなく、ただガソリンを継ぎ足されて走っていた。特に問題が出ることもなく3年間走り続けたが、4年目になってついにガソリン漏れを起こしたのでオートバックスに持って行った。そうしたらこう言われた。
「ガス漏れはキャブレターの故障ですが、そのほかに、ガソリンタンクに水が入っていて、あとエンジンオイルがヘドロ状で、ウインカーの配線が断線して、今まで動いていたのが不思議なくらいです
めっちゃ笑った。そんな状態で何の問題もなく走り続けていたこいつは何なんだ。
その他の最強伝説はpixiv百科事典に詳しいので、そちらを参照してほしい。

運転しやすい
基本的な運転は片手両足でできるため、片手で荷物を持っていても運転できる。3段変速でパワーもあるし、多少乱暴に扱っても簡単には壊れない。難点は側面の投射面積が広いから横風の影響を受けやすいことと、走行中にギアを下げると凄い勢いでエンジンブレーキがかかることか。
女性にバイクを薦めた時に「ロングスカートで乗りたいからスクーターがいい」と言われたことがある。大丈夫だ。少々外道になるかも知れないが、「ジョルカブ」というカブの亜種がある。ジョルノと言うスクーターにカブのエンジンを乗っけたもので、まぁ実質カブだ。ジョルノ・ジョバァーナの子供の名前は、多分ジョルカブ・ジョバァーナになると思う。

アドバイス
壊れにくいとはいえ突然ミラーのナットが緩んだときなどに備えて、レンチの一本くらいは持っておくといい。100均のでいい。レンチなんて持ち歩きたくないというなら、色塗ってデコれ。
あと、気に入ったステッカーの1つでも貼ってやると愛着がわく。ただ、ちゃんと車・バイク用の「耐候性ステッカー」というのを選ばないと、長持ちしない。
基本的には、ガソスタに行ったとき月一くらいで「アトタイヤノクウキアツミテクダサイ、マエ1.75キロウシロ2キロデ」という呪文を唱えればあとは大丈夫だ。困ったらオートバックスかガソリンスタンドに駆けこめ。
あと、一応中古で買ったらオイルチェックくらいはした方がいいかもしれない。

b.カッコいいバイクに乗りたい人間

君のような人を待っていた。足になれば何でもいいような奴はほっといて、こっちで話をしようじゃないか。例えばこんなメリットがあるんだ。

カスタムが無限
カブはバイク趣味の最終地点だという人がいる。僕の脳内に。
兎に角何でもできる。そして何をしても壊れない。こことか見てみるといい。
チョッパーやカフェレーサー、スカチューンといった伝統スタイルも少なくないが、もう自分の好み一直線で好きにやっている人が本当に多い。界隈だと革カブとか有名らしい。
勿論伝統にのっとってスマートに行くのも悪くない。例えばカフェレーサー。
カフェレーサー(Cafe Racer)とはオートバイの改造思想、手法の一つである。イギリスのロッカーズ達が行きつけのカフェで、自分のオートバイを自慢し、公道でレースをするために「速く、カッコ良く」との趣旨で改造したことに端を発するとされる。由来1960年代、イギリスで唯一の24時間営業だったロンドンのカフェ、“エースカフェ”にロッカーズとよばれる若者達が毎夜のように集まった。彼らは改造したオートバイに乗り、店のジュークボックスにコインを入れて曲が始まると同時にスタートし、曲が終わるまでにカフェに戻ってくるという公道レースを行っていた。
どうです、ロマン溢れるでしょう。文化には歴史があり、歴史があるから文化がある。

パーツが豊富
カブを専門とするショップやパーツ屋さんも多く存在する。特に今時のヤングは引きこもってソシャゲをしているので、オンラインショップを重視せねばならない。そもそもショップに行く車がない奴も多い。
僕は以下のサイトにお世話になっている。

Out-standing.com
 オーダーレスシートが強い。あとはベトキャリ(センターキャリア)、外装電装内燃、一通り揃う。
 ベトナムにスタッフが常駐しているらしく、ベトカブに強いらしい。
 コンビニ後払いが利くのも魅力だ。

Cuby
 オリジナルパーツがおしゃれ。他のHONDA原付のパーツもあるので、慣れて来たら色々できる。
 また愛知に物理的ショップがあり、かなり自由度の高いカスタムをやってくれるようだ。

Mooneyes
 言うまでもなくMoon。高いしそんなに質も良くない、そもそも原付に合うパーツは少ないがClassic American Styleに興味があるなら要チェック。うまくハマると超カッコイイ。そうでなくても、ビンテージステッカーのコーナーには魅力がある。

あとはヤフオクで個人製作パーツや他車の純正パーツを探したり、amazonで見たり、そんなんだ。もし近くに2りんかんなどのバイクパーツショップがあるなら、「キタコ」「武川」の2大メーカーを知っておけばあとは何もいらない。

バイクも、持ち主も、カッコイイ
原付、特にカブはやっぱりバイク趣味の中でも一目置かれるというか、「分かってる感」がある。敢えて原付(ブボブボうるさくなくて上品、速くて危険な運転のヤンキーとは違う感を出せる)、でもカスタムできる(生活に余裕があるアピールもできる、センスをアピールできる)、オツな選択だ。
最初はそんなんでいいのだ。どうせどこかで本当に好きにならないと趣味と言うのは続かない。
故に、製作やってるオレかっこいいとか思ってニコ生で慣れ合いを続けてるような承認欲求のクソには向かない。趣味と言うのはそれ自体を好きになれるかどうかだ。
ハマれなかった人間のカブはそのうちバイク王に流れるか、放置車と思われてアパートの管理人に撤去されるだろう。

アドバイス
カスタム生活で一番大事なのは、もちろんいいショップに巡り合うことだ。
オートバックスみたいな、ダサいねじ一本までパーツ代を請求してしかも高いようなショップはダメだ。しかもああいうところはバリバリに弄ったのを持って行くと尻込みする。そう言うやつは永遠にプリウスだけ修理してればいいと思う。
ガタイのいいおじさんがやっていて、パーツ1つつけるにも機転を利かせてくれたり、自分の若いころのバイク・車の話をしてくれたり、ガレージの奥からデッドストックのレアパーツを持ってきてくれたりする、そういうナイスガイの店を探せ。そういうガレージはだいたいいつ見てもヤードが修理待ちの車でいっぱいなのですぐわかる。


カブはいろいろある

そういうわけで、読者の150%は今週末にカブを買うことになった。150%と言うのは、1台買って我慢できなくなってもう一台買うやつが50%という意味だ。
ところが、カブはロングセラーなので種類がいろいろある。ここでは、普通の免許で乗れる50ccのものの一部を適当に紹介していく。

スーパーカブ
名前の通りスーパーなカブだ。もう何でもできる。君の弄り方次第だ。
これはもう年式やバージョン違いがいろいろあるので、巡り合えた型式のを愛してやるといい。
色々ありすぎて、逆に何も言えない。

カスタムカブ
タイなどで生産された、ヘッドライトが四角いカブ。
これはどっちかと言うとカブオタ向けな気がする。ベトキャリなどでそれっぽく決めれば「お、分かってるね」という感じになるが、そのままだとなんかださすぎる。海外産ということで品質に不安もある。知らんけど。

リトルカブ
タイヤが小さめの、おしゃれなカブ。元の色がカラフルで、足が欲しい人間に向く。おしゃれなカスタムにも向く。

郵政カブ
これはちょっと特殊で、払い下げ品を入手することになる。郵便屋さんの乗ってるあれだ。
独特のプロポーションと、「郵政レッド」なるスペシャルカラーがかっこいい。
が、何も知らずに乗って郵便屋さんと間違えられる可能性をはらんだ危ないバイクでもある。

プレスカブ
よく知らない。多分スーパーカブのマイナーチェンジみたいなもん。

EVカブ
うんこ

ストリートカブ
一応スーパーカブの仲間なのだが、特別カッコイイ。
銀黒の機体色もキマっているし、ガードの付いたマフラーもクラシックなようなレーシーなような、独特の魅力がある。
要するにホヨモッテリカブの原型。


カブじゃなきゃダメなのか

ダメです。他の原付とは比べ物になりません。
例えばベスパ50は有名だ。ローマの何たらいう映画で、ヘップドカーンだかバキーンだかキーガシャーンだかいう女優がパンチラして有名になったそうだが、あれは趣味のバイクだ。
日本の気候に対応してないため壊れやすいし、第一スクーターはカスタムの幅がない。後ろに車体を伸ばすしか能がないし、そうすると下品に見える。走り屋って感じだ。しかも原付で。
ジャイロXはニッチな美しさがあるスリーター(3輪スクーター)で、「X」という文字が入るので名前もかっこいい。トレカのレジェンドレアみたいな名前だ。しかし、ジョルカブと並べると存在意義が薄れる(カブだから)。スリーターもやはり趣味のわかる変態のバイクだ。因みに僕は変態だ。
ビギナーから変態まで幅広くOKなカブ以外に選択肢はない。


やってはいけないこと

カブに乗る引きこもりソシャゲヤングがやってはいけないことがいくつかある。説明する。

バイク好きと仲よくなろうとする
バイク好きは地雷だ。バイク乗りのフォロワーが「タイヤついてるものに乗る奴はみんなめんどくさい」と言うがその通りだ。奴らと我々スマホキュッキュ小僧の文化は違い過ぎる。
中にはわざわざ人様のバイクをRTしてケチつける奴もいる。全員ブロックした。
奴らには、我々が度重なる二次創作論争、ジャンル界隈問題、腐女子の学級会などで育んできた「人それぞれ」という概念が通用しにくい。しても、我々のそれとは文法が違う場合が多い。
故に奴らは敵だ。ヒキソシャゲ族はヒキソシャゲ族の中で、バイクをやっていこう。

二次元のバイクに夢を見る
AKIRAのバイクはカッコいい。我々の世代だとキノの旅のバイクに燃えた人はいるだろう。あれは実はうろつきのバイクのモデルになったという噂がある。
しかし、それらを直で目指すのは賢くない。AKIRAのバイクとかにしようと思ったらカスタム費でカブが5台くらい買えると思う。レアガチャ5000連発で回せる。うろつきのバイクの基になったキノのバイクの基になった「ブラフ・シューペリア」はもはやバイクっていうか骨董品の一種だ。再現にはそれなりの金がかかる。金があるなら好きにやって欲しい。

カブ以外に夢を見る
目を逸らすな。カブが泣くぞ。カブだけが、そこにある。


最後に

ぶっちゃけこんな記事を見てカブを買う金銭・精神的余裕がある奴がいるとは思っていない。
じゃあ何で書いたかって?いや、今日カブ弄ってたんですよね……そしたらヘッドライトのレンズ落として割っちゃって……うん……むしゃくしゃして……はい…………
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a film iP!2015年12月号(晋遊舎様)掲載
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